Q1: |
初節句とはなに? |
A: |
赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句のことです。女の赤ちゃんなら三月三日のひな祭り(桃の節句)になります。 |
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Q2: |
何で雛人形を飾るんですか? |
A: |
平安時代中期頃から行われるようになった「流し雛」と「ひいなあそび」が結びついたものです。人形に厄を移して流す風習と健やかに育ってほしいとの願いを込めて雛人形を飾るようになりました。江戸時代になると武家や町人社会で段飾りなどを飾るようになりひな祭りも盛んに行われるようになったようです。 |
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Q3: |
雛人形はいつ頃から飾るのですか? |
A: |
三月三日を基準に約一ヶ月前頃から飾られるといいと思います。天気のいい日にお子様と一緒に飾られるといいでしょう。出来れば簡単な雛道具からお子様に手伝ってもらって下さい。お子様にとってもいい思い出になるでしょう。 |
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Q4: |
雛人形はいつ頃片付けるといいんですか? |
A: |
よくお雛様をしまうのが遅れると、お嫁に行くのが遅れると心配されますが全然根拠のない事です。それよりも天気の良い晴れた日に、朝からゆっくり時間をかけてしまってください。このときも簡単なものからお子様に手伝ってもらうといいでしょう。大変いい経験になるんじゃないかと思います。(個人的な意見ですが、お雛様には、一般的に桜と橘が飾ってありますが桜の咲いている時期は飾っていてもいいと思います。そうすると地域によって片付ける時期が違ってもいいんじゃないかと思います。) |
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Q5: |
片付ける時のポイントは? |
A: |
NO.1 ほこりです。はたきなどで着物や道具などを丁寧にほこりを払ってください。頭(かしら)は、同じはたきを使うと汚すことがありますので、出来れば小筆などを用意してそれを頭用に使うといいでしょう。髪の毛の生え際やあごの部分等を丁寧に払い落としてください。
NO.2 湿気です。人形は湿気に弱いので出来るだけ押入れに入れるときは、高いところに入れてください。その時は、人形が動かないように紙などを入れておくと良いでしょう。
NO.3 防虫剤です。最近では、人形用の防虫剤が出ていますのでそれを使うといいでしょう。しかし注意書きはちゃんと読んでください。中には、金糸や銀糸、プラスティック製品に使用できないものがあります。また防虫剤は、ティッシュなどに包んで人形などが直接当たらないように箱の角になど入れてください。一番重要なのは、
防虫剤を入れすぎない事です。
NO.4 順序良く箱に入れてください。
先に人形ばかりを片付けるといった片付ける順序を決めておくといいでしょう。また箱も人形などを入れる前に一度ひっくり返して中の埃を落としてください。 |
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Q6: |
男びなと女びな、どちらが右ですか? |
A: |
昔の日本では、左が上座だったので京都などでは今でも向かって右側に男びなを飾りますが、どちらでも間違いではありません。(個人的な意見ですが、雛人形の飾り方を気にしすぎると堅苦しくなって楽しくないんじゃないかと思います。原点はひいな遊びなのでお子様と楽しく飾っていただければいいと思います。バランスよく飾ってください。) |
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Q7: |
雛人形を選ぶ時のポイントを教えて。 |
A: |
最近では、色々な飾り方があったり、いろんな色の飾り台があったり、大きいサイズ・小さいサイズなど現代風にアレンジしたひな飾りなど多数店頭に並んでいます。しかし一番大事なのは、雛人形本体です。やはりじっくり雛人形を見てお顔の好みや衣装の素材・着物の着せ方そして一番のポイントは人形を仕上げる時の丁寧さです。一般的に価格の高いお雛様の方が細かい部分まで丁寧に仕上げています。あとの付属の屏風や飾り段などは、そのお雛様を引き立たせるための商品なので屏風や飾り台でお雛様を選ばないのが重要だと思います。お子様が大きくなった時にどうしてこのお雛様を選んだか、お子様にお話が出来るようにじっくり選んでください。 |
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Q8: |
雛人形の予算を教えて? |
A: |
幾らぐらいを予算にするといいかよく聞かれますが、とりあえずはお客様の予算で探して下さい。店員に相談してセットを変更するなど予算に近づくよう工夫をしてみると良いでしょう。 |
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Q9: |
次女や三女の場合はどうしたらいいの? |
A: |
基本的には、そのお子様にお雛様は一つづつです。 |
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Q10: |
昔買ったお雛様の桧扇だけ有りますか? |
A: |
残念ですが、小道具だけのお取り扱いはしていません。大概の商品は、セットで入荷します。大きさも多品種になってきているので対応するのに難しいなどの点もあります。但し、雛壇(スチール7段)・屏風・雪洞・菱台三宝揃等対応できる商品もありますので、お店にお問い合わせしてください。 |
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Q11: |
雛人形を処分したいのですがどうしたらいい? |
A: |
全国各地で人形供養が行われていますが、日にちはバラバラです。大阪では四天王寺で11月に行われます。日にちはその年によって変わることがありますので、人形協会などに入っている人形店にお問い合わせしてください。 |